4/29 ウル

水辺の生きもの kayo

2022年04月29日 21:45

4/28潮が満ち始め、モニタリングフィールド近くに戻ってきた、カニク、ハル、サクの3羽を確認。
怪我をしているウルが戻ってこないことが気になっていたが
夜になって、ウルの怪我が救護が必要なほど悪化しているとの連絡を受けた。

4/29は、朝からウルを探しに行ってみた。
29日の朝は潮位が高くて、クロツラ達は伐採区の奥で休んでいた。
午前9時ころ、潮が引き始め、ウルが伐採区から飛び立ち、モニタリングフィールドに移動した。
飛行中も、右脚は垂れ下がり、27日より状態が悪いのは明らかだ。


モニタリングフィールドに降りては見たものの、1歩も動けないウル。
27日まで右脚の上部に、こんなに大きな怪我は無かったのに・・・
怪我の悪化というより、新しい怪我を負っているように見えた。

休憩でも、左片足立ちならない。
右脚が動かないようだ・・・


必死に採餌しようとしていたが・・・


幸い、モニタリングフィールドは観察が容易で、湿地センターの職員さんが、
終日観察を続けてくれることになった。
救護も急がれるが、結構、飛べていたしな・・・



夕方、再びウルの様子を見に行った。
ウルは、ほとんど移動していなかった。

採餌から戻った、ハルがウルの左脚をかじろうとして止めた。

心配しているのだろうか・・・。

サクとトーバルも戻ってきて、
なんとなく、ウルの傍に集まてくる。
若鳥達は、頼れる先輩の怪我に困惑しているように見えた。


カニクも干潟で採餌しているのを確認していたが、合流してこなかったのが気になる・・・




朝、他のクロツラ達がまだ休んでいるのに、最初にウルが動いたのは意外だった。
もともと、ウルは、潮が引くとすぐに食事を始め、よく食べる子だった・・・
その体力と生命力が、今のウルを支えているんだろうな。
29日もウルは、潮が満ちると伐採区の奥に移動したそうだ。

ウル、明日は治療を受ける気になってくれるかな・・・

みんなが、そんなに心配するなら、治療受けるよ・・・ みたいな・・・、



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